ソニー SONYα900と画角 実写レポート

撮影日 2008年11月10日 2009年4月27日 5月9日
      伊豆河津バガテル公園 他

ようやくSONY α900--フルサイズ撮像素子2400万画素CMOS--をGET。土曜日からずっと曇りというあいにくの天気だったが、時間がないので決行。α7000からレンズを持っているので、フルサイズデジカメ一眼を長らく待望。まだ価格は高いが、SONYの参入により3社の競争が一気に進んでいる。Canon EOS 5D Mark IIの発表(11月下旬発売)、NIKON D700の投げ売り?(7/25発売なのにもう20万円切り--実質)、フルサイズ時代に突入したようだ。これまでの多数のフィルム(35mm)時代のレンズが基本的に使用できるのだから、魅力である。

SONY α900は、まず本当にファインダーが明るい。α7D(ペンタプリズム)と比べてもすぐに実感できる。正面からの写真で見たものよりも実際はそれほど大きく見えず違和感はない。開発陣も100%ファインダーでできるだけ軽くするのに苦労したらしいが、その甲斐あってとても素晴らしいファインダーになっている。
カメラも驚くほど軽い(このクラストしては)。これで単焦点の明るいレンズが使える。
とりあえず、下記レンズで実写テスト。

フルサイズとAPS-Cサイズによる画角の相違の考察はここ←
SONY α900
使用 カメラ 
SONY α900(フルサイズCMOS 2400万画素) SONY α200(APS-C CCD 1000万画素)
Minolta α7D(APS-C CCD 600万画素)
使用レンズ
SIGMA 15mm F:2.8 FISHEYE
SONY 50mm F:1.4 SONY 70-300mm G F:4.5-5.6
Minolta 24mm F:2.8
Minolta 50mm F:2.8 マクロ  Minolta 85mm F:1.4 G
Minolta 100mm F:2.8 マクロ  Minolta 200mm F:2.8 APO
デジカメ教室 募集

SONYα900で撮る伊豆南最新

※画像をクリックすると大画像が開きます

左がα200(一部両者合成) 右がα900
200 900
900-200 300mm。
どちらもそのまま横400ピクセルに縮小(画像クリックで900ピクセルウィンドウ)。
画角が違っているのが分かるが、これだけだと一見α200の方が望遠で撮ったように見えるが、そうではない。レンズはどちらも300mmだ。
フィルムと違って撮像素子の場合、素子密度の違いによって、ピクセル数が異なる。さらに、当然ながら撮像素子のならぶ面積がフルサイズかAPS-Cサイズ(約半分)かにより、素子数が違ってくる。これらが絡み合って問題が複雑になり、誤解を生じやすくなっている。
α200とα900の場合、前者がAPS-Cで約1000万画素、後者がフルサイズ2400万画素だから、対面積で約1:2.4、長辺比で、3872:6048すなわち約1:1.56となる。実際の面積比は約1:2だから、α900の方が、より大きく見えるはずである。実際、ピクセル等倍で比較すれば、下の画像のように右(α900)の方が、やや大きく写っている。
300mmレンズで写っている範囲を比較すれば左の画像のようになる(α200を半透明にして重ねた)。
すなわちα200の方はα900に比べて同じレンズを使用してもかなりの周囲が写らないのである。ピクセル等倍で比較した場合は、単位面積あたりの素子数によって異なり、密である方が大きく写る。
α200の方は450mmレンズ相当の画角(狭い角度)になるというだけで、なんら望遠化されたわけではない。
200 900
   
200 900
200-900

SIGMA 15mm F:2.8 FISHEYEによる比較。
広角では1度の違いがとても大きい。このレンズはフルサイズの場合、対角で180度だ。
下は24mm。

  900
  24mm
画角の違いによる写り方の違い APS-Cとフルサイズ
α200 α900
200 900
上の写真は左がα200、右がα900。だいたい同じ大きさに写るように撮り、横400ピクセルに縮小した。
MINOLTA 100mm macro F:2.8でどちらもF:4。一見同じように見えるが、よく見ると
・周辺部のボケ具合が違っている。花弁の周囲のラインでその違いがよく分かる。また背景も違う。下の左側をピクセル等倍で比較するとよく分かる。
・大きさは同じだが、画角が違う(角度が違う)ので、奥行きの重なり方が違って見える。右部分ピクセル等倍画像参照。
200 900
中心部のピクセル等倍 画角の関係で離れているので小さい 中心部のピクセル等倍
200 900
左ピクセル等倍 α200に比べてかなりぼけているのが分かる
200 900
右ピクセル等倍
 
大きさ、ボケも違うが、重なり方の違いに注目!
 
200 900
MINOLTA 100mm macro F:2.8でどちらもF:2.8。一見同じように見えるが、よく見ると
・周辺部のボケ具合が違っている。花弁の周辺部で違っているのがピクセル等倍で比較するとよく分かる。
200 900
中心部ピクセル等倍 100mmマクロ F2.8でフォーカスするギリギリまで寄ると被写界深度はかなり浅い!!
200 900
左ピクセル等倍 F2.8でもやや離れているので被写界深度は深い α200に比べて近いのと周辺部なので被写界深度が浅いのが分かる
200 900
右ピクセル等倍 画角(角度)の違いで奥行き方向の写りに違いが出る

まとめ
このようにAPS-Cサイズとフルサイズ撮像素子デジカメでは同じ大きさで撮っても違いが出る。
・中央部ではその差はあまりでないが、周辺部ではかなり違う。
・周辺部のボケの違い--APS-Cではレンズから入ってくる光が、フルサイズ撮像素子の周辺部(面積約1/2)で受光できない。
・画角の違いによる前後の重なり方の違い・奥行き感の違い。
・単に画角が狭くなるというだけではなく、レンズ本来の描写性能が十分に発揮されないということである。

フルサイズ用のレンズの持っている性能を十分発揮させるには、フルサイズカメラが必須だということが分かる。
しかし、逆にここでレンズの問題が出てくる。α900のように、高画質・自然なフルサイズカメラの場合、レンズの性能、特に周辺部で極端に解像度が落ちると、APS-Cからフルサイズに移行した途端、驚くほど画質が落ちるのに愕然とする場合がある。私もα7DでS社の24-70mmをよく利用して、「良いレンズ」だと思っていたのだが、α900では、あまりのひどさにビックリした。T社の28-75mmも周辺部はあまりよくない。それに比べてMINOLTAの17-35mmは超広角の割にかなり良いように思える。S社はいち早くデジタルカメラに対応して相当数のデジタル対応レンズを出しているが、フルサイズを使う場合は特に周辺部の描写に注意した方がよいように思える(記事を鵜呑みにせずに)。
   



900-15 900-50 左のようにα900 SIGMA 15mm F:2.8 FISHEYE
だとレンズ本来の画角が生かされ、1カットで十分ワイドに撮れた。
α900 SIGMA 15mm F:2.8 FISHEYE α900 Minolta 50mm F:2.8 マクロ  
900-85 APS-C-50 上右が本来の50mm画角だが(35mmフィルム)、左APS-C50mmだと、フルサイズ85mm(右)とあまり変わらない画角だ。
α7D  Minolta 50mm F:2.8 マクロ α900 Minolta 85mm F:1.4  
900-15 900-50 α900 SIGMA 15mm F:2.8 FISHEYE
フルサイズだと50mmとこんなにも違う!
α900 SIGMA 15mm F:2.8 FISHEYE α900 Minolta 50mm F:2.8 マクロ  
900-85 900-100 フルサイズだと100mmあたりが使いやすそうだ。
α900 Minolta 85mm F:1.4  α900 Minolta 100mm F:2.8 マクロ  
900-200    
α900 Minolta 200mm F:2.8 APO    
900-85 900-100 当日は曇りで風もあり、できるだけ弱くなるのを待ったが、若干対象ぶれも。
α900 Minolta 85mm F:1.4(F:2.5)  α900 Minolta 100mm F:2.8 マクロ  
900-200   けっこう風が吹いた。バックに青い山がはいったのでまずまずとなった。
α900 Minolta 200mm F:2.8 APO    
900-85 85x1 85、100、200mm等倍切り出し。
2400万画素(横6000ピクセル)の威力はさすが。
α900 Minolta 85mm F:1.4 等倍切り出し(F:2.8)  
900-100 100_x1  
α900 Minolta 100mm F:2.8 マクロ 等倍切り出し(F:2.8)  
900-200 200_x1 200mm絞り開放で寄っているので、被写界深度はきわめて浅い!
α900 Minolta 200mm F:2.8 APO 等倍切り出し(F:2.8)  
900-15 7D-15 α900は100%ファインダーなので、見たままに撮れるのでいい!
α900 SIGMA 15mm F:2.8 FISHEYE α7D SIGMA 15mm F:2.8 FISHEYE  
900-15 7D-15 α900 SIGMA 15mm F:2.8 FISHEYE
は自分が写り込まないようにするのが難しい。左画像右下部分に写ってしまった。
それにしても「地球は丸い」!
α900 SIGMA 15mm F:2.8 FISHEYE α7D SIGMA 15mm F:2.8 FISHEYE  
900-15 バガデルバラ園全景 α900 SIGMA 15mm F:2.8 FISHEYEによる合成だが、一番上の左画像と比較すると、かなりの部分が1カットで写っているのがわかる。
α900 SIGMA 15mm F:2.8 FISHEYE パノラマ合成  
Minolta 300mm F:4
300mm 300mm_x1 河津川の鴨。
夕方でギリギリ陽光があたっている。
全7カット
ISO 400 F:5.0 S:1/320
トリミング
等倍切り出し  
Minolta 24mm F:2.8
hacchouike01 hacchouike163 伊豆天城の原生林 八丁池
八丁池の天候がまずまずだった。下界が晴れていても上がると曇りor雨ということが多い。
東京から近いのにブナの原生林が残っている。
ブナの木の隣に人がいるので大きさが分かる。
全10カット(一部50mm)
Minolta 24mm F:11 Minolta 24mm F:6.3  
hacchouike01 hacchouike163 伊豆天城 滑沢渓谷
八丁池に比べると紅葉が遅い滑沢渓谷。青く透き通る感。
全9カット(一部50mm)
Minolta 24mm F:5.6 S:1/40 Minolta 24mm F:22 S:1/5  
α900で撮る紅葉2008
hacchouike01 hacchouike163 河口湖 11/19
静岡側が曇っていて富士は駄目だったが、紅葉は見頃だった。
右は「紅葉回廊」
Minolta 50mm F: 3.2 Minolta 50mm F:5.6  
hacchouike01 hacchouike163 i道の駅「天城越え」 11/19
雲はあったが一応晴れ。
Minolta 50mm F: 2 Minolta 200mm F:2.8  
hacchouike01 hacchouike163 修善寺 11/20
ほとんど陽が出ずイマイチだった。
Minolta 50mm F:5.6 Minolta 50mm F:5.6  
α900で撮る伊豆の滝
hacchouike01 hacchouike01 hacchouike01 hacchouike01 河津七滝と淨蓮の滝
Minolta50mmが故障でSONY50mmF:1.4を購入。
減光フィルターを使用して滝を撮った(S:1より遅いもの)。
SONY50mmF:1.4
(S:2.5)     (S:3.2)
(F:22 S:1.0)(F:20 S:2.5)  
α900で撮る伊豆から見る富士
hacchouike01 hacchouike01 西伊豆井田と達磨山近辺から撮影。
左の85mmF:1.4は解像力がかなり高い。等倍切り出しも載せた。
別Windowをクリック。
Minolta 85mm F:1.4 Minolta 200mm F:2.8  
     
     
         番外編    
900-200   ISO:200 F:5.6 S:1/800 手持ち撮影
200mmでこの大きさに撮れるので、さすが2400万画素!わぁーお!!クリックで等倍画像。
α900 Minolta 200mm 
F:2.8 APO
   
     


貸別荘 南伊豆 自然館
静岡県賀茂郡南伊豆町下賀茂865-3
URL http://www.izu-minami.net/
貸別荘 伊豆河津 日の出
静岡県賀茂郡河津町見高68-69
URL http://www.kawadu.net/
伊豆南・情報満載サイト制作中!
いざ!伊豆南へ

(C) Copyright2007 「貸別荘 南伊豆 自然館」「貸別荘 伊豆河津 日の出」.All rights reserved